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プッシュ&アップ・バンド

¥5,390(税抜価格¥4,900)
品番
3833B036
発売日
2025/09/01
在庫
商品構成
  • 大腿用バンド×1本
  • 足用バンド×1本
  • 収納バッグ

※使用する際は、以下のチューブのいずれかが必要になります。
プッシュ&アップ・バンド チューブ65(3833B037)
プッシュ&アップ・バンド チューブ55(3833B038)
(適応身長に合わせてご購入ください。)

対応アイテム

  • プッシュ&アップ・バンド チューブ55
    プッシュ&アップ・バンド チューブ55
    ¥1,100(税抜価格¥1,000)
  • プッシュ&アップ・バンド チューブ65
    プッシュ&アップ・バンド チューブ65
    ¥1,100(税抜価格¥1,000)

開発背景

腸腰筋は、歩行やランニング、姿勢維持に重要な役割を果たす筋肉ですが、意識して使うのが難しいとされています。プッシュ&アップ・バンドは、自分の意思だけでは習得が難しいとされる腸腰筋への「意識づけ」や「使う感覚」を養うことを目的に開発されたトレーニングアイテムです。

陸上競技プロコーチ 長谷川昌弘 氏 監修

商品の特徴

ゴムの張力を利用することで、支持脚による地面へのプッシュ動作と、逆脚のニーアップ動作を連動させる動作の習得をサポートします。

商品スペック

サイズ
大腿用バンド/(W)65×(L)800mm
足用バンド/(W)50×(L)440mm
重 量
大腿用バンド/約210g
足用バンド/約50g
材 質
大腿用バンド/ポリプロピレン、ポリエステル、クロロプレン、スチール
足用バンド/ナイロン、スチール

台湾製

※チューブは付属していません。別売のチューブ65/チューブ55を別途お買い求めください。

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踏み方の違い

大腿四頭筋中心の踏み方

大腿四頭筋中心の踏み方

腸腰筋を活用した踏み方

腸腰筋を活用した踏み方
プッシュ&アップ・バンドを活用
比較項目 大腿四頭筋中心の踏み方 腸腰筋を活用した踏み方
主な筋肉 大腿直筋・外側広筋など(太もも前面) 大腰筋・腸骨筋(股関節前部)
動作の特徴 膝を伸ばす力で地面を押す 股関節を屈曲させて脚を引き上げる
力の方向 下方向への押し出し 前方・上方向への引き上げ
フォームの傾向 膝主導の動きになりやすく、重心が後ろに戻る 骨盤を前傾させ、体幹と脚が連動しやすい
メリット 太もも前面の筋力強化、瞬発力向上 歩行・走行の効率化、姿勢安定、つまずき防止
デメリット 膝への負担が多くなりやすい 意識しづらく、習慣に時間がかかる

こんな方におすすめ

  • ・ストライドが広がらないと感じている
  • ・フォアフットでの接地がうまくできない
  • ・膝下のしなり動作が出にくいと感じる
  • ・走行中に膝やアキレス腱などに違和感のある方

踏み方について

大腿四頭筋を主に使って踏む動作は、走り方に対して望ましくない影響を及ぼす可能性があります。以下のような現象が見られることがあります。

身体の動きに関する影響

  1. ①股関節の広がりが制限されることで、ストライドが広がりにくくなる傾向があります。
  2. ②体の軸がリアフット(後足部)側に偏り、フォアフット(前足部)への乗り移りが難しくなる場合があります。
  3. ③遊脚の膝の位置が十分に高く上がらないことがあります。
  4. ④遊脚の大腿四頭筋に力が入りすぎることで、股関節が固定され、膝下が前方に出にくくなる可能性があります。

走り方への影響

  1. ①フォアフットでの接地が難しくなり、地面からの反力を十分に得られないことがあります。
  2. ②接地時に踏ん張る動作が強くなり、その部分に過度な負荷がかかることで、けがのリスクが高まる可能性があります(例:アキレス腱、膝、腿の付け根など)。
  3. ③ストライドが広がりにくくなる傾向があります。
  4. ④膝下の前方へのしなり動作がうまく機能しないことがあります。

プッシュ&アップ・バンドを活用したトレーニング

腸腰筋の意識づけと動作習得のサポート

「プッシュ&アップ・バンド」を装着した状態で、腹圧を意識的にかけながら腸腰筋を活用し、支持脚で踏む動作を行うことで、以下のような動作の変化が期待されます。

支持脚の動き(黄色矢印)/小転子から母指球に向けて力を加える

  • ・支持脚の安定性が高まり、地面への力の伝達効率が高まることが期待されます。
  • ・プッシュ&アップ・バンドにより、力の方向性を視覚的・感覚的に捉えやすくなると考えられます。

遊脚の動き(緑色矢印)/小転子から大腿骨を引き上げる

  • ・腸腰筋の働きによって、大腿骨が引き上げられやすくなる傾向があります。
  • ・その結果として、遊脚が自然に持ち上がる動きにつながることが期待されます。
  • ・プッシュ&アップ・バンドのテンションが引き上げ動作を補助することで、腸腰筋の使い方を習得する助けになります。
プッシュ&アップ・バンドを活用したトレーニング