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和光整形外科クリニックに聞く
トライロックおすすめポイント
BioSkin TriLock


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各種スポーツシーンにはケガがつきものです。特に、ランニングやサッカー、バスケットボールといった多くのスポーツでは、足首に負担がかかったり、足を捻挫したりすることが考えられます。
足首にかかる負担を軽減する際に便利なのが足関節サポーターです。
医療法人和光 和光整形外科クリニック(広島県)の理学療法士・前田 慎太郎 先生に、ニシ・スポーツが販売する「トライロック」の魅力について語っていただきました。

コラム著者   前田 慎太郎 氏

<資格>

■ 理学療法士

■ 認定理学療法士(運動器、スポーツ理学療法)

■ NSCA-CSCS

■ 中級障がい者スポーツ指導員

前田慎太郎前田慎太郎

足関節サポーターの魅力は「固定性の高さ」と「着脱の簡便性」

―― 足関節サポーターの装着によって期待できる効果を教えてください。

私は、足関節サポーターには大きく2つの魅力・長所があると考えます。

1つ目は、固定性の高さです。
一般的な足関節サポーターにも素材や機能によって、着用時に感じる「硬さ」「やわらかさ」がさまざまあります。スポーツ選手など激しい動きをする方の場合、ある程度以上の硬さ(固定性)が求められます。

2つ目は、着脱が簡単であることです。
自分の好きなタイミングで、患者様・選手が自分自身で必要に応じて簡便に着脱可能です。特にテーピングと比較した場合に、着脱の簡便性が最も大きな違いであると考えます。

一方、足の繊細な感覚が求められる競技や、シューズとの相性の良し悪しなどの考慮も必要です。
よって、使用場面や身体のコンディションによって足関節サポーターとテーピングを使い分ける、その選択肢の一つとして足関節サポーターを手元に持っておく、ということが重要かと思います。
使い分けの詳細については、医療機関等で医師や理学療法士と相談されることをおすすめします。

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「足関節内反捻挫」などのさまざまな場面で足関節を保護

―― どんな痛みや悩みを抱えている患者様にサポーターをおすすめしていますか?

「足関節内反捻挫」を受傷された方に最もおすすめします。
一般の方・スポーツ選手に共通して、足首の捻挫の多くはこの内反捻挫(地面についた足が外に倒れて、足先が内を向く捻挫)です(図1)。

受傷により外側の靱帯を損傷し、受傷直後から足の外果(外くるぶし)付近が腫れ、痛みが出ます。足にはさまざまな靱帯が存在しますが、最も多く損傷しやすいのは外側の前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)です(図2)。

図1.足関節内反捻挫のイメージ

図2.前距腓靱帯の位置

また、損傷の程度が強いほど足関節の「不安定性」も残ります。このようなケガをされた患者様・選手に足関節サポーターをおすすめします。痛めて間もない、まだ靱帯が脆弱(ぜいじゃく)な時期や日常生活に復帰して活動量が増えてきたとき、スポーツ復帰前後など運動強度・量を上げたい時期など、さまざまな場面で足関節を保護し、守ってくれます。

足関節内反捻挫の多いスポーツや動作とは

―― どのような競技をしている人に装着をおすすめしますか?また、どのような動作が傷害を引き起こすことが多いのでしょうか?

スポーツ競技別では、足関節内反捻挫はサッカーやバスケットボールが最も多く、次いでバレーボールや体操でも多いと報告されています。

スポーツクリニックでもある当院での印象としては野球、陸上競技、ラグビーなどの選手も多く見かけます。

受傷する主なスポーツ状況には、コンタクト(接触のあるスポーツ)とノンコンタクト(接触のないスポーツ)があります。
受傷しやすい代表的な動作は、コンタクトでは足と足の接触(例:バスケットボールのリバウンドの着地、サッカーのファウルプレー)、ノンコンタクトでは急激なストップや切り返し動作(例:バスケットボールでの攻守の切り替わり)があります。
野球の走塁でのベースの踏み外しのような、道具と足の接触も多く見られます。また、日常生活レベルでは階段や段差の踏み外しで受傷される患者様をよく見かけます。

捻挫の既往歴(過去に一度ひねったことがある)がある人は再発のリスクが高いと言われています。

また、捻挫後に足関節の不安定性(ゆるさ)が残ることによって足の不安感や不快感が残る人が少なくありません。よって、捻挫歴のある方は予防の選択肢の一つとして足関節サポーターを持っておくと安心すると思います。

もう一つの予防の選択肢として、足のリハビリやコンディショニングによって足自体の機能を高めておくことも重要です。

テーピングとの違い

―― テーピングとの違いはズバリどのようなところでしょうか?

ズバリ、着脱の簡便性です。

テーピングには高い技術を要しますし、使用を継続していくとテープ代(材料費)もどんどん積み重なっていきます。

その点、足関節サポーターは高い技術を習得せずとも簡便に、好きなタイミングで着脱可能です。また、費用が追加でかからない点も良いところです。

トライロックが選ばれる理由

―― 医療法人和光 和光整形外科クリニック様が「トライロック」を選ばれる理由を教えてください。

私は、トライロックには「①強固な固定性・②素材の耐久性・③着脱の簡便さ」の3点に魅力を感じています。

①強固な固定性はトライロックの強力なホールド力で、特に足関節が内反するのを強く止めてくれます。

②の素材の耐久性も患者様・選手から好評で、丈夫で長持ちするとの声を多く聞きます。

③の着脱の簡便性は、上の①・②の要素(強くて丈夫)を満たしているのにも関わらず着脱もしやすい、というところがトライロックの魅力かと思います。

以上の理由から我々のクリニックではトライロックを選んでいます。

トライロック

商品スペック

サ イ ズ:(S)23.0~24.5cm/(M)25.0~27.5cm/(L)28.0~30.5cm
材  質:両面プラスチック(ステイ内蔵)
アメリカ製

トライロック