商品スペック
- サイズ
- (Φ)7.5×(L)650mm
- 重 量
- 約80g/組
- 材 質
- 天然ゴム、ポリプロピレン、ポリアセタール樹脂
適応身長:160~175cm
台湾製
商品詳細
商品詳細
踏み方の違い
大腿四頭筋中心の踏み方
腸腰筋を活用した踏み方
比較項目 大腿四頭筋中心の踏み方 腸腰筋を活用した踏み方 主な筋肉 大腿直筋・外側広筋など(太もも前面) 大腰筋・腸骨筋(股関節前部) 動作の特徴 膝を伸ばす力で地面を押す 股関節を屈曲させて脚を引き上げる 力の方向 下方向への押し出し 前方・上方向への引き上げ フォームの傾向 膝主導の動きになりやすく、重心が後ろに戻る 骨盤を前傾させ、体幹と脚が連動しやすい メリット 太もも前面の筋力強化、瞬発力向上 歩行・走行の効率化、姿勢安定、つまずき防止 デメリット 膝への負担が多くなりやすい 意識しづらく、習慣に時間がかかる こんな方におすすめ
- ・ストライドが広がらないと感じている
- ・フォアフットでの接地がうまくできない
- ・膝下のしなり動作が出にくいと感じる
- ・走行中に膝やアキレス腱などに違和感のある方
踏み方について
大腿四頭筋を主に使って踏む動作は、走り方に対して望ましくない影響を及ぼす可能性があります。以下のような現象が見られることがあります。
身体の動きに関する影響
- ①股関節の広がりが制限されることで、ストライドが広がりにくくなる傾向があります。
- ②体の軸がリアフット(後足部)側に偏り、フォアフット(前足部)への乗り移りが難しくなる場合があります。
- ③遊脚の膝の位置が十分に高く上がらないことがあります。
- ④遊脚の大腿四頭筋に力が入りすぎることで、股関節が固定され、膝下が前方に出にくくなる可能性があります。
走り方への影響
- ①フォアフットでの接地が難しくなり、地面からの反力を十分に得られないことがあります。
- ②接地時に踏ん張る動作が強くなり、その部分に過度な負荷がかかることで、けがのリスクが高まる可能性があります(例:アキレス腱、膝、腿の付け根など)。
- ③ストライドが広がりにくくなる傾向があります。
- ④膝下の前方へのしなり動作がうまく機能しないことがあります。
プッシュ&アップ・バンドを活用したトレーニング
腸腰筋の意識づけと動作習得のサポート
「プッシュ&アップ・バンド」を装着した状態で、腹圧を意識的にかけながら腸腰筋を活用し、支持脚で踏む動作を行うことで、以下のような動作の変化が期待されます。
支持脚の動き(黄色矢印)/小転子から母指球に向けて力を加える
- ・支持脚の安定性が高まり、地面への力の伝達効率が高まることが期待されます。
- ・プッシュ&アップ・バンドにより、力の方向性を視覚的・感覚的に捉えやすくなると考えられます。
遊脚の動き(緑色矢印)/小転子から大腿骨を引き上げる
- ・腸腰筋の働きによって、大腿骨が引き上げられやすくなる傾向があります。
- ・その結果として、遊脚が自然に持ち上がる動きにつながることが期待されます。
- ・プッシュ&アップ・バンドのテンションが引き上げ動作を補助することで、腸腰筋の使い方を習得する助けになります。
商品の特徴
ゴムの張力を利用することで、支持脚による地面へのプッシュ動作と、逆脚の二―アップ動作を連動させる動作の習得をサポートします。
身長160cm~175cmの方はこちらのチューブをお選びください。
陸上競技プロコーチ 長谷川昌弘 氏 監修